２カ月ぶりの復帰戦で決勝進出を決めたのは柳詰。函館記念３日目の落車で鼻骨骨折と首を捻挫。１カ月間は完全休養が必要なほどの重傷だったが、的確な判断力と鋭い決め脚は初日から健在だった。

　単騎だった準決勝も「中部ラインが逃げるとヤマを張っていました」とさすがの嗅覚で展開を読み切り、僅差の３着上がりとツキもある。

　「復帰戦で決勝に乗れたので上々」と笑顔。決勝12Ｒも長考の末「直感で近畿3番手」を選択。吉と出るか。